リピートPlus oneが気になるけど、、、

現在お手伝いをしている健康食品の会社さんで、カートシステムの変更を頼まれた際に「たまごリピート」「リピートプラス」にするかで迷っていたのですが、現在リピートプラスではさらに利用料金を抑えた「リピートプラスワン」というサービスを開始したよう。

実はたまごリピートと比較検討のために通常のリピートプラス(スタンダード)の見積もりをとったことがあります。月々の利用料金はたまごリピートと大差無いのですが、ここはサイト構築やデータ移行に半端じゃないぐらい乗せてきます。カード情報の移行・これまでの受注データの移行には、たまごの2倍近い見積もり金額でした。

あと、受注数に応じてオプションプレゼントみたいな謎のシステムもやめたほうがいいと思うんです。たまごみたいにオプションで金取ればいいと思うんです。

このリピートプラスワンも、サイト構築やデータ移行でガッツリ利益上乗せしてくるんじゃないのかなぁとか思っています。低価格をうたっていますが、実際どうなんでしょうか。

https://www.w2solution.co.jp/cp/repeatplusone_cp/

割りと大きい会社も使っている通販システムなので、リピート通販を始めるなら選択肢の一つにはなりそうです。

なお、リピートプラスはタマゴリピートよりは使い勝手良さそうなUIでした。

楽天のRPP(新CPC)が糞

今回は駄文ですが、楽天の新CPCが糞です。特に自社ブランドのみを販売しているメーカーにとっては、超クソ。ブランドネームでの広告枠に表示とか、ただの広告費の無駄遣いでしか無いです。

そのくせ、カテゴリワードではこれまでの販売実績を重視しているようで、新参者はほとんど上位表示されないクソアルゴリズム。本当に困ったもんです。

たまごリピートを導入する前に知るべき欠点(複数商品を取り扱う際)

これは、とある健康食品の会社さんのカートシステムを入れ替え作業を引き受けたのですが、ワードプレスのWooCommerce というものから、たまごリピートへの変更することになりました。
で、このたまごリピートというのは単品リピート通販では非常に有名なカートシステムのようで、上場までされてたりします。

通常のASPは数種類触ったことがありましたが、いわゆるリピート通販(定期購入システムが備わっている)を使用するのは初めてでした。で、このたまごリピートには結構特殊なカートだなぁと思った点がありますので、たまごリピートを導入を検討しているかたの一助になれば、ということで気になった点をお知らせします。なお、たまごリピートネクストについてはわかりません。たまごリピート導入を考えている方は是非参考にしてください。

特に、定期販売も行いたいけど、在庫限りの通常販売品も同時に取り扱っている業者さんで、商品種類が多いと、運用カバーが多く必要となってくるところがありますので、気をつけたし!

1、在庫管理の概念が無い!!!

これ、やはり定期お届けのリピート通販ベースに作られたシステムだからなのか、在庫管理の概念がありません。要するに、一定期間で商品を発送するリピート通販において、基本的には在庫がなくなることなど無いのだ!と言わんばかりです。(通常のオンラインショップのASP・通販モールで在庫数量を設定できないシステムなんて無いと思われます。)

これは、単品リピート通販以外の、在庫数の限られた商品も並列で販売している場合は非常に厄介です。在庫切れが発生しているかどうか、カートの管理画面から確認することができません。

2、カートはページと独立している(CMS必要)

割りと一般的な中小規模向けカートASPでは、トップページ・商品ページ・カート・決済画面といったっていますが、基本的にたまごリピートはサイトのガワ(ウェブショップのトップページ)を作ることができません。

そのため、静的なHTMLとかCMSを利用してウェブサイトを作る必要があります。(これ自体は別に良いのです)カートに入れるボタンを押した以降がたまごリピートのシステムが動き出す部分になります。

ここで面倒くさいのが、各商品から各商品をカートに入れるためのリンクの用意が必要になったり、前述したとおり、在庫管理の概念が無いために、商品の在庫が少なくなってきた場合に、毎度CMSや静的HTMLのカートに入れるボタンを削除もしくは在庫切れ表示に修正する必要があります。在庫再入荷時は通常ASPカートなら在庫数0→100で自動で注文ができるようになるわけですが、たまごリピートではサイトの表示を手動で修正する必要が発生します。

3、クーポン機能が1度のトランザクション全体(カートの中身すべて)に適用される

これも結構特殊です。格安ASPでもクーポンの除外商品設定や適用カテゴリなどを設定することがスタンダードですが、たまごリピートではそのようになっておらず、ある商品が入ったらカート全体がクーポン適用となってしまいます。(※ある商品にのみ適用はできる。)細かいクーポン施策はできません。

4、eコマーストラッキングで詳細なデータが取れない

最低限のデータしか取れません。送料やクーポンの割引データなど、アナリティクスへのデータ受け渡しのタグ設定で出力できる項目が少ないです。

Yahooショッピング広告「アイテムマッチ」と「ストアのイチオシ」の違いとわかりにくさ

Yahooショッピングで広告出稿する

Yahooショッピングは、基本料金は無料で出店できる、非常に商売人フレンドリーなショッピングモールの一つです。

高い出店料が必要な楽天に比べると、出店へのハードルが非常に低く、またTポイントユーザー圏へのリーチが可能になります。

今回、yahooショッピングで広告を出稿するという話になったのですが、
非常にわかりにくい点がありましたので忘備録的にメモしております。

「ストアのイチオシ」「アイテムマッチ」の違いがわかりにくいし説明不足です。

yahooショッピングで出展者が露出を増やしたいと考える場合は、手っ取り早く広告を打つという方法があります。

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WooCommerce のレビュー機能の欠点

色々見えてきた、WooCommerceの独特な使いにくさ

WooCommerceはWPベースで基本は無償で使えるということは一つの利点かもしれませんが、長期的な目線で考えると、なかなか難しいところがあります。

とある企業のeコマース周りの相談を持ちかけられ、WooCommerce のデータエクスポートプラグインを選定したり、ネクストエンジンに取り込むためのデータ変換マクロを作ったりしました。他にもWooの日本語の翻訳がわかりにくい部分を修正したり(大量に存在。翻訳ファイルは正しいのに、表示がおかしい現象。プラグインも動かず、一つづつ指定して修正でホンマに面倒。)、不要な表示を非表示にしたり、ちょこちょこ手直しもしています。

今回で、WooCommerceは海外のeコマースの常識が基本ベースにあるので、お客様にとっても必ずしも使いやすい画面推移ではないこと、管理側にとってもメリットにはならないWooの独自性があることがわかりました。

レビュー機能の残念さ

今回は、この企業さんのeコマースにおいて、(一部のハイファッションブランドやイメージ重視の商品を除いて)必ず必要といっても過言ではない「レビュー機能」を利用していなかったため、利用してみてはと提案するために、レビュー機能の動作環境を確認してみました。

WooCommerceのレビュー機能の抱える問題点は、

①レビューを書く画面までのフローが悪い。

レビュー、とにかく書きにくいです。ログインして購入履歴を見て、商品をクリックして記入する必要あり。レビュータブとかレビュー履歴などない。気軽に書けない。

②レビューによる自動ポイント付与がない。(デフォルトでポイント機能が設定されていない)

ショッピングカートASPによっては、レビュー記載で自動でポイントを付与できるサービスもあるなか、WooCommerceはそもそもデフォルトでポイント機能が盛り込まれていません。プラグインを購入した場合は、レビュー完了によるポイント付与が可能になるらしい。

③レビューをメールで依頼できない

以前利用したことのあるショップサーブではレビューをメールで依頼する事ができ、ポイントも自動付与のため、お客様・運営側ともに手間がかからない。
WooCommerceにはレビュー依頼をメールで連絡することができない。

④レビューがデフォルトで本名投稿から変更できない

これは日本のレビュー文化ではまずありえない仕様です。ニックネームでの投稿が日本のデフォルト。プラグインを入れるとニックネームを設定できるようですが、レビュー投稿画面にてニックネームを設定できない。デフォルト本名。

※この点については、レビュー記入欄に「ニックネームでレビュー希望の際は、アカウント情報でニックネームを設定してください」としました。が、ユーザーインターフェイス的には最悪ですね。

良い解決策は見当たらず、とりあえずレビューが来ればラッキーということでペンディングしております。

 

WooCommerceのネクストエンジン汎用CSV形式への変換

WooCommerce の受注データをネクストエンジンの汎用形式で取り込むためのマクロ処理についての追記です。

一つ忘れないようにメモ。

下記はWooCommerceの受注データを書き出すと、文字コードがUTF-8で書き出される。エクセルで開くと文字化けするのでSISJISに変更する必要があります。「ADODB.Stream」などを設定すれば マクロの操作でも文字コード変更はできるようですが、委託元の企業が基本マックで業務を行っているために使えない。

その為、UTF-8の文字コードをテキストファイルでSISJISへと手動で変換をはさみました。

なお、csv形式でエクセルで開くとその後の保存で電話番号や郵便番号などの0から始まるセルの0が省略されて保存されてしまう。その為、.txt(テキストファイル)に変更後エクセルで開く。

テキストファイルで開いた場合は、当然カンマで区切られることなく、A列のセルに行のすべての情報が記載されているため、「区切り位置の変更」を行う必要がある。

「区切り位置の変更」をVBAで書くと下記のようになる。

Columns("A:A").Select
Selection.TextToColumns Destination:=Range("A1"), DataType:=xlDelimited, _
TextQualifier:=xlDoubleQuote, ConsecutiveDelimiter:=False, Tab:=False, _
Semicolon:=False, Comma:=True, Space:=False, Other:=False, FieldInfo _
:=Array(Array(1, 1), Array(2, 1), Array(3, 1), Array(4, 1), Array(5, 1), Array(6, 1), _
Array(7, 1), Array(8, 1), Array(9, 1),

ここで大切なポイントは以下である。

Array(5[列の番号], 1[書式設定]),

書式設定は下記の数字より希望の値を選ぶとよい。

定数 内容
xlGeneralFormat 1 一般形式
xlTextFormat 2 テキスト形式
xlMDYFormat 3 MDY 日付形式
xlDMYFormat 4 DMY 日付形式
xlYMDFormat 5 YMD 日付形式
xlMYDFormat 6 MYD 日付形式
xlDYMFormat 7 DYM 日付形式
xlYDMFormat 8 YDM 日付形式
xlSkipColumn 9 転記しません
xlEMDFormat 10 EMD 日付形式

1列目が郵便番号や電話番号の場合は、テキスト形式 Array(1,  2), のようにするとするとよい。

 

列を挿入した際に、その列の扱いを標準にしたい場合は、

 Selection.NumberFormatLocal = "G/標準"

で標準にするとよい。

文字コード云々の面倒がなければ、ファイルを開く、保存する、マクロですべて支持してしまっても良さそう。

マクロは業務省略可にも非常に有効ですね。

忙しいEC関連の方はぜひ活用のご検討を!

アマゾンFBAで受注・配送業務をアウトソースのススメ

Amazon FBAの利用のススメ

小さな規模で商売を始めたとき、どこにリソース(資源)を割くかは非常に周到に考えなくてはいけません。

リソースにも種類はありますが、とにかく商売では商品を売り、お金を回す必要があります。お金を回すには、「商品」→「商品を知らせる」→「受注」→「配送」という大まかな流れとそれに付随する作業が発生します。

その中のすべてを自分一人で行うのは簡単ではありません。(一度すべてを自分でやってみるのもいいかも。)自分が得意では無いことや、時間がかかる割に生産性の低い事、(自分がやっても他人がやっても問題のない)単純な作業などは、アルバイトを雇ったりアウトソースを考えるべきです。

個人的には、「商品を作る」「商品を知らせる」については、最も力を入れるべき部分だと思いますし、ブランディングの根幹の部分になる部分だと考えています。入念なストラテジーのもと、広報・営業へ労力を集中させるべきです。

また、副業で軌道に乗ってから個人事業を考えている場合は、AmazonのFBAなんかを使うと非常に良いと思われますのでご紹介。

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Woo Commerceの受注データをネクストエンジンで取り込む際のTips

Woo Commerceとは

Woo Commerceとは、Wordpress(以下WP)というPHPベースのオープンソースCMS(ブログシステム)をECサイト化するためのプラグインです。

WordPressはCMSでは最も広く知られているシステムの一つです。

WooCommerce

Wpでショッピングカートを利用するとしたら、このWooCommerceかWelcartのどちらかを利用することになるかと思います。WooCommerceは世界的に利用されている海外発のサービスで、Welcartは国内の企業の開発したサービスです。

また、WooCommerceはショッピング機能を備えたWPのテンプレートには必ず利用されているといっても過言ではないほど一般的なカートシステムです。ですが、日本語のサポートやプラグインの日本語化・プラグインの製作者もいらっしゃるようですが、Welcartほどのサポートは期待しないほうがよいです。

WooCommerceで受注の管理をする

今回、WooCommerceを利用しているとある企業の受注関連の簡素化ができないかと相談を受けました。

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モバイルファーストはECサイトでも必須

モバイルファーストとは

ECサイトの運営を行っている、ブログを運営している、自社HPを管理している方はほとんどわかっているかと思いますが、現在のインターネット環境の中心は「スマートフォン」です。

筆者が個人で運営している他のウェブサイトでは年々モバイルの割合が増え、8割程度はモバイル環境でのアクセスとなっています。Googleアナリティクスなどのアクセス解析のツールで確認しましょう。

業態にもよるかと思いますが、BtoCの通販に関しては、「モバイルファースト」の思考が大切になってきます。

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ECサイトを始めるときに「受注管理システム」について知っておくこと。

※当ブログは、個人事業や小規模で何か事業を始める人向けの内容が多いです。

製品をつくり、自社ウェブサイトを立ち上げBtoCの直接販売を始めていくとする。

商材によるが大体の場合、立ち上げ当初は自社発送を利用することだろうと思う。直販サイトもしくは大手のモール等を利用しての販売かと思う。

ある程度の引き合いが来るようになると、おそらくはウェブ卸や、その他大手のショッピングモール、自社ウェブサイトや電話・FAX注文など、受注を受ける経路も多様になってくる。

そのようになったとき、おそらくは受注管理のシステムを利用することになると思われる。

受注管理システムとは

受注管理システムと一口で言っても、受注・発送連携、在庫連携、発注管理(自動発注)までできるものなど機能が含まれるも、また、PCにインストールするものやクラウド型のものなどあり、システムによって一長一短がある。もちろん、クラウド型は従量課金制が基本となっていることが多い。(筆者はクラウド型のみ利用経験がある。)

受注管理システムの導入には多少の手間が掛かるが、下記においては利点があげられる。

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