モバイルファーストはECサイトでも必須

モバイルファーストとは

ECサイトの運営を行っている、ブログを運営している、自社HPを管理している方はほとんどわかっているかと思いますが、現在のインターネット環境の中心は「スマートフォン」です。

筆者が個人で運営している他のウェブサイトでは年々モバイルの割合が増え、8割程度はモバイル環境でのアクセスとなっています。Googleアナリティクスなどのアクセス解析のツールで確認しましょう。

業態にもよるかと思いますが、BtoCの通販に関しては、「モバイルファースト」の思考が大切になってきます。

ECカートシステムの「モバイルファースト」

モバイルファーストのこの時代、PC閲覧よりもむしろスマートフォン閲覧環境を整えるのに力を入れる必要がある。

ECサイトのモバイル閲覧環境を考えると、レスポンシブ対応のショップカートシステムとPC・スマートフォンでそれぞれ別のページを見せるカートシステムで大別される。

おすすめはわざわざスマートフォンページとPCページを作り分けなくて済むレスポンシブ対応のウェブサイトだが、レスポンシブサイトはそれ自体を構築するのに工数と費用がかかる。

また、大抵カートシステムの場合、商品画像や商品説明の画像などを、PC向けとスマートフォン向けそれぞれにページが用意されているシステム構成となっている。

例えば、カラーミーショップはレスポンシブサイトとして運営可能だが、同じGMOグループのメイクショップでは、スマートフォンはsmartphoneというディレクトリで切り分けられている。

もちろんsmartphoneと別ページとなっているが、検索エンジン上ではcanonicalなどで同一ページと認識されているので、SEO上の差異はないのでそこらへんは安心して良い。

また、比較されることの多いAmazonと楽天を見てみると、Amazonはレスポンシブ、楽天はPC・スマホそれぞれ別ページを作成・用意する必要がある。(楽天はオールドなシステムで手間の多いモールシステムの一つ。)

今後のECを占う意味では、この2つのショップサイトの対比は重要なポイントとなってくるので参考にするのは良いと思われます。

個人的には、スマートフォンの高性能化とモバイル通信の高速化やWi-Fi環境の整備が著しいことと、単純に2パターンのページ制作の工数を考えると、今後はレスポンシブ対応のECカートがおすすめではある。

いずれにしても、モバイルサイトでの閲覧から購入までのフローが一番重要になってくるのは間違いない。

 

ECカートを導入する際は(特に同業種の)導入済みのサイト事例などを教えてもらい、比較検討するのは必須条件になってくるでしょう。

 

 

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